主人公は僕だった ★★ Stranger Than Fiction (2006)
『ネバーランド』のマーク・フォースター監督、『奥さまは魔女』のウィル・フェレル主演によるコメディ。国税庁の会計捜査官として、変わり映えしない生活を送っていたハロルドにある日突然、“女性の声”がどこからともなく聴こえてきて…。 (詳細はこちら
メモ 英語字幕あり。CCあり歌詞のみ少し使用。小説よりも奇なり という伊丹十三氏のエッセイ集のタイトルがそのまま原題である。最初は小説内世界と、小説というか作家レベルの世界を別々に描いている。ということで筒井康隆氏の一連の著作を連想して見ていた。
筒井氏の作品でもそうだったが、その世界がいりまじるというのは虚構内存在が虚構内存在だと知り、虚構内存在を存在させている存在レベルに入ってくるというのは珍しい着想ではないが、本映画では、単純に虚構内存在が現実であったという形をとっている。
狩撫麻礼氏の人間の死亡率は100%であるというのはなんかなあと思ったが、死ぬことは今は避けられても云々というダスティン・ホフマンの台詞はまあ納得できた。
ただし、我々は皆死にたくないが死ぬ。ここまでならば良いが、「だから何々をしないと駄目だ」というのはもうすでに死ぬという事実とはかけ離れた話になってしまう。
本映画では、日常の何気ないことがすばらしいのだというエマ・トンプソンの最後の台詞でかたちは作っているが、もっと色々な展開が出来るはずだ。
例えば映画を作っているレベルまで映画で見せてしまうというのもこういう映画ではありではなかったか。とはいうものの、この監督の作品では STAY★ は感心しなかった。
ネバーランド★★★ はジョニー・デップとダスティン・ホフマンがうまかったせいか良い映画だと思った。
エマ・トンプソンの声はなかなか良いし、いつか晴れた日に★★★★ や 日の名残り★★★ で良いと思ったが、本作もまあまあであった。
かなり難しい役ではあると思う。虚構内存在が現実であるというのは、本当はとてつもない設定であり、全知全能の神であるというのに近い設定の筈だが、そこは語られていない。
ウィル・フェレル出演作品
オースティン・パワーズ ★★★★ Austin Powers: International Man of Mystery (1997)
ロクスベリーナイトフィーバー ★★ A Night at the Roxbury (1998)
スーパースター 爆笑スター誕生計画 ★★ Superstar (1999)
ジェイアンドサイレントボブ 帝国への逆襲 ★★★ Jay and Silent Bob Strike Back (2001)
ズーランダー ★★★ Zoolander (2001)
アダルトスクール ★★ Old School (2003)
メリンダとメリンダ ★★ Melinda and Melinda (2004)
俺たちニュースキャスター ★★ Anchorman: The Legend of Ron Burgundy (2004)
奥さまは魔女 ★★ Bewitched (2005)
ペナルティパパ ★★ Kicking & Screaming (2005)
プロデューサーズ ★★★ The Producers (2005)
主人公は僕だった ★★★ Stranger Than Fiction (2006)
ダスティンホフマン出演作品
真夜中のカーボーイ ★★★ Midnight Cowboy (1969)
パピヨン ★★★ Papillon (1973)
レニーブルース ★★ Lenny (1974)
マラソンマン ★★★ Marathon Man (1976)
大統領の陰謀 ★★ All the President's Men (1976)
トッツィー ★★★ Tootsie (1982)
ファミリービジネス ★★ Family Business (1989)
ディックトレイシー ★★ Dick Tracy (1990)
ビリーバスゲイト ★★★ Billy Bathgate (1991)
ヒーロー ★★★ Hero (1992)
アメリカンバッファロー ★★ American Buffalo (1996)
スリーパーズ ★★ Sleepers (1996)
ウワサの真相 ワグ・ザ・ドッグ ★★★ Wag the Dog (1997)
マッドシティ ★★ Mad City (1997)
コンフィデンス ★★★ Confidence (2003)
ミートザペアレンツ2 ★★★ Meet the Fockers (2004)
ネバーランド ★★★ Finding Neverland (2004)
ハッカビーズ ★★★ I Heart Huckabees (2004)
主人公は僕だった ★★★ Stranger Than Fiction (2006)
パフューム ある人殺しの物語 ★★ Perfume: The Story of a Murderer (2006)

平凡で面白みのない男、ハロルド。国税庁の会計検査官である彼は、過去12年間、毎日決まりきった生活を送っている。
しかしある朝、ハロルドの頭の中に、彼の行動を文学的な表現で語る女性の声が割り込んできた。
それからというもの、その声はハロルドの頭にたびたび響くようになる。
彼女によれば彼はどうも小説の主人公のようで、しかも彼に死が近づいていることもほのめかしていた。
それから自分の運命を変えようとするハロルドの奮闘が始まった。













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