帰郷 ★★★ Coming Home (1978)
アカデミー賞やカンヌ国際映画祭など、数々の賞を総なめにした感動ドラマ。ベトナム戦争に夫を送り、病院でボランティアをするサリー。彼女は患者である青年・ルークを看病するうちに互いに惹かれ合うが、やがて戦争の狂気に憑かれた夫が帰ってくる。 (詳細はこちら)
メモ 英語字幕あり。これは凄い映画だ。最初と最後に言いたいことをがっちりと言っている。ジョン・ボイドの演技はうまいがこの題材でアカデミー賞を取っているというのも凄い。監督脚本も良いが、プロデューサーのジェローム・ヘルマンは「真夜中のカーボーイ★★★」も制作している。となると「イナゴの日」も見たくなる。

DISCASイントロダクション:
海兵隊大尉である夫のボブをベトナムの最前線を送り出した妻サリーは、ボランティアとして働く基地付属病院で学生時代のクラスメイト、ルークと再会する。
ルークはベトナムで傷を負い下半身不随となり車椅子での生活を余儀なくされていた。ルークとサリーは互いに惹かれ、愛しあうようになる。
だが反戦運動に没頭するルークに、サリーはとまどいを隠せない。そして戦地からは夫がようやく帰還してきた……。
1968年のロサンジェルス、サンタモニカ。
貞淑な人妻サリー(ジェーン・フォンダ)は、夫である海兵隊大尉ボブ(ブルース・ダーン)をベトナム最前線へ送り出した後、ボランティア活動の一環として基地付属病院で働くことにした。
バイ(ペネロープ・ミルフォード)という若い女性の紹介のおかげだった。バイもまた、恋人のモブリー軍曹(ロバート・ギンティ)を戦場へ送り出し、病院で働いていた。
サリーの仕事は、ベトナムからの傷病帰還兵の身の回りの世話と看護だった。
初めて病院へ出向いた日、サリーはハイスクール時代、同級生だったルーク(ジョン・ヴォイト)と会う。ルークはベトナム戦争で傷つき、下半身麻痺の患者としてその病院で治療を受けていたのだ。
一方、バイにはこの病院で治療を続ける弟ビル(ロバート・キャラダイン)がいた。彼は五体満足ではあったが精神面で深く病んでいた。
サリーとルークの間には単なる患者と看護婦という関係を越えた精神的な交流が芽生えていった。
ルークはサリーと出逢ってから見違えるほど人間が変わり明るさを取りもどしていった。ある日、サリーはルークを夕食に招き、その夜、2人は結ばれる。
精神的ともいえる結びつきがサリーにこれまでにない充足感を与える。
それからしばらくして、前線のボブから香港で休暇を過ごさないかという連絡が入り、サリーは出かけるが、数カ月ぶりに接した夫は、どこか戦争の狂気にとり憑かれているように見えた。
一方、病院では精神的にすっかり憔悴したビルが自殺するという事件が起きる。ルークの反戦意識は増し、ある夜、ベトナム戦争反対の無言の示威行動を実行する。
以来、彼の行動はFBIの監視するところとなりサリーとの関係もキャッチされてしまう。
やがて帰還したボブは髪型を変え、スポーツカーを乗り回す妻の変化に疑惑を抱き、銃剣を振りかざして妻を問い詰める。
その場はかけつけたルークの説得で無事に終るが、英雄として帰還したボブの価値感は脆くも崩れ去るのだった。
数日後、ルークはハイスクールのボランティアの集会に招かれ反戦の気持をぶちまける。
一方、生きる気力をなくしたボブは結婚指輪をはずし沖へ向って泳ぎ出していた。
同じ頃、ショッピング・センターには夫のために買い物をしている 以下略
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