« 白い恐怖 ★★★ Spellbound (1945) | トップページ | ニューヨーク・ストーリー ★★ New York Stories (1989) »

復讐するは我にあり ★★★ Fukushû suruwa wareniari (1979)

jmdb
goo映画
DISCAS
みんなのシネマレビュー

監督:今村昌平
出演者:緒形拳、 小川真由美、 倍賞美津子、 三國連太郎
収録時間:140分
レンタル開始日:2005-07-29

Story
殺人鬼・榎津巌の犯行の軌跡と人間像を描いた佐木隆三の直木賞受賞作を今村昌平が映画化した日本映画史上屈指の傑作。殺人を繰り返し、女性関係に明け暮れながら逃亡を続ける犯罪王の生き様をエネルギッシュに描く。 (詳細はこちら

メモ 台詞が聞き取りにくい。かなり字幕で助かった。最後のストップモーションはどうなのか。最後の音楽もどうなのか。緒形拳。三國連太郎。倍賞美津子。この3人は素晴らしい。あと清川虹子と小川真由美も良い。この人達は安心して観ていられる。緒形拳は阿修羅のごとくでのお父さん役のイメージばかりが残っていたので意外だった。殿山泰司も出ていた。

あらすじ(goo映画)

日豊本線築橋駅近くで専売公社のタバコ集金に回っていた柴田種次郎、馬場大八の惨殺死体が発見され、現金四十一万円余が奪われていた。かつてタバコ配給に従事した運転手榎津厳が容疑者として浮かんだ。榎津は駅裏のバー「麻里」のママ千代子を強姦、アパートに連れこんで関係を強要し続けるなど、捜査員の聞き込んだ評判も悪い。

二ヵ月前までは、ヌードダンサー上りで「金比羅食堂」をやっていた吉里幸子と同棲、母子家庭をガタガタにもした。数日後、宇高連絡船甲板に幸子と両親宛ての榎津の遺書と、一足のクツが見つかり、投身自殺の形跡があった。偽装と疑った警官が別府市・鉄論で旅館を営む榎津の実家を訪れると、老父鎮雄、病身の母かよ、妻加津子は泣きながら捜査の協力を誓う。

一家は熱心なカトリック信者だが、戦争中、厳は、網元をしていた父が軍人に殴られ、無理矢理、舟を軍に供出させられた屈辱の現場を目撃して、神と父への信仰を失い、預けられた神学校で盗みを働いて少年刑務所へ送られ、その後も犯罪と服役を繰り返しその間に加津子と結婚した。

結婚後、加津子も入信したが、榎津に愛想をつかし離婚、その後、尊敬する義父の懇望に従って再入籍。榎津は出所する度に父と加津子との仲を疑い、父に斧を振り上げるなど、一家の地獄は続いた。浜松に現われた榎津は貸席「あさの」に腰をすえ、大学教授と称して静岡大などに出没、警察をあざ笑うような行為を重ねる。

千葉に飛んだ榎津は裁判所、弁護士会館を舞台に、老婆から息子の保釈金をだまし取り、知り合った河島老弁護士を殺して金品を奪った。この頃になると警察史上、最大といわれる捜査網が張りめぐらされ、浜松に戻った榎津の素姓に「あさの」の女あるじハルやその母のひさ乃も気づき始めた。

しかし、榎津に抱かれるハルは「あんたの子を生みたい!」とその関係に溺れ、元殺人犯で競艇狂いのひさ乃も榎津を逃そうとする。だが、そんな母娘を榎津は絞め殺し、「あさの」の家財を売り飛ばし、電話まで入質して逃亡資金を貯え、七十八日後、九州で捕まるまで詐欺と女関係を繰り返した。

絞首台に上がる直前、最後の面会に来た父に榎津は「おやじ……加津子を抱いてやれ……。人殺しをするならあんたを殺すべきだった」と毒づく。残された一家にも思い葛藤があった。死の床にある母は「私も女じゃけえ、お父さんを加津子に渡しとうなか」といい続けた。

父も地獄のような家を守ってきた嫁が心底かわいく、信仰とのはざまに悩みぬく。そんな義父を加津子は無性に好きだった。榎津の処刑後、別府湾を望む丘に、骨壷から、榎津の骨片を空に向って投げる、以下略

10m

|

« 白い恐怖 ★★★ Spellbound (1945) | トップページ | ニューヨーク・ストーリー ★★ New York Stories (1989) »

★★★  285 作」カテゴリの記事

コメント

日本の名優緒形拳と日本の名監督今村昌平ですか。sun

この作品には大胆な性描写と暴力シーンが描かれているので、精神的にインパクトを感じました。denim

投稿: 台湾人 | 2011年1月25日 (火) 10時19分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/202795/13948820

この記事へのトラックバック一覧です: 復讐するは我にあり ★★★ Fukushû suruwa wareniari (1979):

« 白い恐怖 ★★★ Spellbound (1945) | トップページ | ニューヨーク・ストーリー ★★ New York Stories (1989) »